【30秒診断】自社に最適なデジタルブック作成プランは?バリュー/レギュラー/プラチナの選び方

Three stacked signs labeled Plan A, Plan B, and Plan C with red directional arrows on a blue sky backdrop.

📋 この記事でわかること

「デジタルブックPDF」の料金は、月額のサブスクではなく1ブックごとの買い切り型です。バリュー(4,980円)・レギュラー(19,800円)・プラチナ(29,800円)の3プラン(いずれも税抜)で、ページ数は全プラン無制限・月額費用は一切かかりません。プランの違いは「弊社の広告・ロゴの有無」「納期」「独自ロゴ/独自リンク」「オフライン配布」「サポート」の5点にほぼ集約されます。本記事では、3プランの違い・選び方の5つの判断軸・プラン別早見表・よくある失敗・申し込みの流れまでを実務目線で解説します。まずは120秒の無料お試し(サンプル変換)で仕上がりを確認してから選べるので、ミスマッチを防げます。

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目次

デジタルブックのプラン選びでつまずく理由

デジタルブックの作成サービスを探し始めると、多くが月額制のサブスクリプションで、プランごとに使える機能数や保存できるブック数が段階的に増えていく構成になっています。その感覚のまま比較すると、「結局どのプランが必要なのか」「使わない機能にまで払っていないか」で手が止まりがちです。

ところが「デジタルブックPDF」は、こうした月額サービスとは料金の考え方がそもそも違います。当サービスは1ブックを制作するごとに料金をお支払いいただく買い切り型で、月額固定費・年間契約・最低利用期間はありません。一度制作すれば、納品されたHTML5データを自社サーバ・独自ドメインで継続公開でき、サービスを「解約したら見られなくなる」といった心配もありません。

そのため、選び方の軸も月額サービスとは異なります。月額型では「どの機能が何プランから使えるか」を細かく比較しますが、買い切り型の当サービスでは、閲覧機能(ページめくり・全文検索サムネイル・ズーム・印刷・PDFダウンロードなど)は全プラン共通で搭載。違いは料金そのものと、ごく限られた体裁・納品まわりだけです。つまずきの本当の原因は、プランの数ではなく、自社が「広告表示を消したいのか」「独自ロゴでブランドを統一したいのか」「オフラインで配るのか」「納期をどれだけ急ぐのか」を言語化しないまま、料金表の数字だけを眺めてしまうことにあります。

この記事では、まず無料で仕上がりを確認する方法を案内したうえで、3プランの中身と、選定で本当に効く5つの判断軸を順に解説します。読み終えるころには、自社にどのプランが合うかをはっきり言葉にできるはずです。

まずは無料お試しで仕上がりを確認(120秒・無料)

プランを選ぶ前に、ぜひ活用していただきたいのが無料お試し(サンプル変換)です。お手元のPDFを専用フォームから送るだけで、ブラウザ上でめくれるデジタルブックの仕上がりを確認できます。所要時間は約120秒、費用は一切かかりません。

ここで押さえておきたいのは、「無料お試し」は料金プランの一つではないという点です。あくまで本制作の前に操作感や表示品質を見ていただくためのサンプル変換で、対象は10ページ程度に限られます。実際の制作は、ページ数無制限の買い切り3プラン(バリュー/レギュラー/プラチナ)のいずれかをお選びいただく流れになります。

「PDFをそのままブラウザで見せるのと何が違うのか」「スマートフォンでも読みやすいのか」といった疑問は、説明を読むより実物を見るのが一番です。無料お試しで自社の資料がどう生まれ変わるかを確認し、納得したうえでプランを選べば、発注後の「思っていたのと違う」を確実に減らせます。無料お試しはこちらから、まずは1冊試してみてください。

デジタルブックPDFの料金は「買い切り3プラン」

「デジタルブックPDF」の料金プランは、用途・規模に応じて選べる3種類です。価格はすべて税抜・1ブックあたりの買い切りで、月額費用はかかりません。

項目 バリュー レギュラー プラチナ
基本料金(税抜) 4,980円/1ブック 19,800円/1ブック 29,800円/1ブック
納期 7営業日以内 入金確認後 5営業日以内 入金確認後 2営業日以内
右上のリンク 弊社PR用リンクを表示 なし なし(独自リンクに変更可)
右下のロゴ 弊社ロゴを表示 なし なし(独自ロゴに変更可)
オフライン配布 × × ◯(Windows/Mac)
サポート メールのみ メールのみ 電話+メール優先

表のとおり、3プランの違いは「料金」「納期」「弊社の広告・ロゴの有無」「独自ロゴ/独自リンク」「オフライン配布」「サポート」に限られます。それ以外の機能はすべてのプランで共通です。具体的には、ページ数無制限・HTML5データの納品(自社サーバ・独自ドメインで公開可能)・弊社サーバでの代理公開(無料)・GA4アクセス解析タグの埋め込み・全文検索・サムネイル表示・多段階ズーム・手書きメモ・印刷/PDFダウンロード・SNS共有・サウンド・背景画像57種類からの選択などが、バリューでもプラチナでも同じように使えます。納品後の修正も全プラン共通で、納品から1か月以内なら1回まで無料です。

バリュープラン|4,980円(税抜)

コストを最優先したい方向けのエントリープランです。デジタルブックの右上に弊社のPR用リンク、右下に弊社ロゴが表示されますが、それ以外の閲覧機能はフルに使えます。HTML5データが納品されるので自社サーバ・独自ドメインでの運用も可能で、GA4によるアクセス解析にも対応します。納期は7営業日以内、サポートはメール対応。社内資料や、弊社の小さなリンク表示が気にならない用途であれば、もっとも費用対効果の高い選択肢です。

レギュラープラン|19,800円(税抜)

バリュープランから弊社のPR用リンク・ロゴを取り除いたスタンダードプランです。広告表示が一切ないため、自社ブランドの資料として体裁よく見せられます。会社案内・製品カタログ・営業資料など、社外のお客様に渡す本格的なコンテンツに最適です。納期は入金確認後5営業日以内、サポートはメール対応。「機能はそのままに、弊社の表示だけ消したい」というニーズにちょうど合うプランです。

プラチナプラン|29,800円(税抜)

すべての機能を使えるフルプランです。レギュラープランの内容に加え、デジタルブック右下を独自ロゴへ変更でき、右上リンクも独自リンクに設定可能。さらにオフライン(ローカル環境)配布に対応し、Windows/Mac向けの配布データをご提供します。インターネットに接続できない展示会場・店頭端末・社内LANでもそのまま再生できます。納期は入金確認後2営業日以内と最短で、サポートは電話+メールの優先対応。ブランドを統一したい、短納期で仕上げたい、手厚いサポートが欲しい、という要望が重なる場合の現実解です。

プラン選びで見るべき5つの判断軸

買い切り型の当サービスでは、選定の判断軸も月額サービスとは異なります。次の5つを順に確認すれば、自社に合うプランは自然と絞り込めます。

判断軸1:弊社の広告・ロゴを消したいか

もっとも分かりやすい違いがこれです。バリュープランは右上に弊社PRリンク、右下に弊社ロゴが表示されます。社内マニュアルや検証用なら問題になりませんが、社外のお客様に配る正式な資料では「自社以外の表示を入れたくない」という場合がほとんどです。その場合はレギュラープラン以上を選べば、弊社の広告表示は一切入りません。まずは「この資料に弊社の小さな表示が入って差し支えないか」を基準に、バリューかレギュラー以上かを判断しましょう。

判断軸2:独自ロゴ・独自リンクでブランドを統一したいか

単に弊社表示を消すだけでなく、自社のロゴを右下に入れたい、右上のボタンを「お問い合わせはこちら」など自社の導線リンクにしたい——そこまで踏み込んでブランドを統一したい場合は、プラチナプランが対応します。レギュラーは「弊社表示なし(無地)」まで、プラチナは「自社のロゴ・リンクに置き換え」まで、と段階が分かれています。展示会で配るブランドカタログや、コーポレートサイトに埋め込む会社案内など、見た目の一貫性が成果に直結する資料ではプラチナが効きます。

判断軸3:オフライン(ネット非接続)で配布するか

デジタルブックは通常、URLでブラウザ閲覧する仕組みですが、インターネットに接続できない環境で見せたいケースがあります。電波の弱い展示会場、店頭・受付の据え置き端末、外部に出せない社内LAN、USBメモリでの手渡しなどです。こうしたオフライン配布が必要なら、Windows/Mac向けの配布データを提供できるプラチナプラン一択になります。「商談先のネット環境が読めない」「会場でオフライン再生したい」といった場面が想定されるなら、最初からプラチナを選んでおくと安心です。

判断軸4:納期をどれだけ急ぐか

納期はプランによって異なり、バリューが7営業日以内、レギュラーが入金確認後5営業日以内、プラチナが入金確認後2営業日以内です。展示会や決算、キャンペーン開始日など締め切りが決まっている場合は、納期から逆算してプランを選ぶのが確実です。さらに急ぐ場合は、どのプランでも納期短縮オプション(+30,000円・税抜)で可能な範囲で前倒しできます。「間に合うか不安」というときは、無理に下位プランで粘らず、納期の余裕で選ぶのが結果的に安全です。

判断軸5:サポート体制とオプションの要否

サポートは、バリュー・レギュラーがメール対応、プラチナが電話+メールの優先対応です。初めての発注で相談しながら進めたい、急ぎで電話確認したいといった場合はプラチナが安心です。また、プランとは別に用意しているオプションも判断材料になります。サーバアップロード代行(80,000円・税抜)はお客様のサーバへの設置を弊社が代行するもの、目次の作成(目次項目20個ごとに10,000円・税抜)は目的のページへジャンプする目次を付けるものです。なお、入稿いただくPDFにあらかじめリンクが貼られている場合は、追加料金なしでデジタルブック上でもそのリンクが動作します。

プラン別おすすめ早見表

ここまでの判断軸を、条件別の早見表にまとめました。自社の状況に近い行を見て、◎が付くプランを軸に検討してください。

条件 バリュー レギュラー プラチナ
とにかくコストを抑えたい
弊社の広告・ロゴを消したい ×
自社ロゴ・独自リンクで統一したい × ×
オフラインで配布したい × ×
とにかく短納期で欲しい
電話でも相談したい × ×

早見表はあくまで一般的な目安です。閲覧機能そのものは全プラン共通なので、「機能が足りるか」で悩む必要はありません。判断は「弊社表示を消すか」「独自ブランド化するか」「オフライン配布するか」「納期とサポート」というシンプルな軸に絞れます。迷ったら、まず無料お試しで仕上がりを確認し、必要な体裁から逆算してプランを決めるのが確実です。

プラン選びでよくある失敗とリカバリー

買い切り型は「月額の払い過ぎ」が起きない一方、体裁や納品方法の選び違いが再制作コストにつながるのが注意点です。現場で起きやすい失敗を3つ挙げます。

1つ目は「広告表示を見落としてバリューで本番公開してしまう」ケースです。社外配布資料にバリュープランを選ぶと、弊社のPRリンク・ロゴが入ったまま公開されてしまいます。リカバリーは、レギュラー以上での作り直し(新規制作と同じ扱い)になります。発注前に「この資料に弊社表示が入って差し支えないか」を必ず確認しましょう。

2つ目は「オフライン配布が必要なのにレギュラーで発注してしまう」ケースです。展示会直前に「会場のネットが不安定で開けない」と気づき、プラチナで作り直す——という事態は避けたいところです。配布シーンにオフラインが含まれるなら、最初からプラチナを選んでおくのが安全です。

3つ目は「目次が必要だと後から気づく」ケースです。ページ数の多いカタログやマニュアルでは、目的のページへ飛べる目次があると回遊性が上がります。目次の作成はオプション(目次項目20個ごとに10,000円・税抜)ですが、入稿PDFにあらかじめリンクが設定されていれば、追加料金なしでそのリンクがデジタルブックでも動作します。原稿づくりの段階でリンクを仕込んでおくと、コストを抑えられます。

いずれの失敗も、発注前に「無料お試しで仕上がりを確認」「配布シーンと体裁を言語化」しておけば防げるものばかりです。買い切り型だからこそ、最初の一回を丁寧に設計することが、結果的にいちばんの節約になります。

料金・オプション・支払い・納品の流れ

最後に、申し込みから納品までのお金とフローを整理します。基本料金は買い切りで、バリュー4,980円・レギュラー19,800円・プラチナ29,800円(いずれも税抜・1ブック)。ページ数は全プラン無制限で、何ページでも基本料金のみ。1,000ページを超えても追加料金はいただきません。

オプションは3種類です。お客様のサーバへの設置を代行するサーバアップロード代行(80,000円・税抜)、通常納期よりさらに早める納期短縮(+30,000円・税抜)、目的のページへジャンプする目次を付ける目次の作成(20個ごとに10,000円・税抜)。いずれも必要な場合のみ発生し、不要なら基本料金だけで完結します。

お支払いは銀行振込またはPayPalの前払い方式です。請求書はご依頼から原則3営業日以内に発行します。ご入金確認後に制作へ着手し、プランごとの納期(7/5/2営業日)で納品します。納品物はHTML5データで、自社サーバ・独自ドメインでの公開はもちろん、弊社サーバでの代理公開(無料・公開期限なし)にも対応します。納品後の修正は、1か月以内であれば1回まで無料(2回目以降は基本料金と同額の扱い)です。

こうした買い切り型のシンプルな料金体系は、ペーパーレスDXを「まず1冊から」小さく始めたい企業と相性が良いのが特長です。月額の固定費を抱えずに導入でき、効果を見ながら制作本数を増やしていけます。

🧭 自社に合うプランを30秒でチェック

いくつかの質問に答えるだけで、おすすめプランがわかります

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よくある質問(FAQ)

月額費用や最低利用期間はありますか?

ありません。「デジタルブックPDF」は1ブックごとの買い切り型で、お支払いは制作時の基本料金のみです。サブスクリプション契約・月額固定費・最低利用期間は一切ありません。納品されたHTMLデータは、その後も追加費用なく継続してご利用いただけます。

無料お試しと有料プランは何が違いますか?

無料お試しは、本制作前に仕上がりを確認していただくための「サンプル変換」です。所要約120秒・無料で、対象は10ページ程度に限られます。本制作は、ページ数無制限の買い切り3プラン(バリュー/レギュラー/プラチナ)からお選びいただきます。まず無料お試しで操作感を確認してからプランを選ぶのがおすすめです。

バリューとレギュラーはどちらを選べばよいですか?

主な違いは、デジタルブック右上の弊社PRリンク・右下の弊社ロゴが表示されるか(バリュー)/表示されないか(レギュラー)と、納期です。閲覧機能はどちらも同じです。社外のお客様に配る正式な資料で弊社表示を入れたくない場合はレギュラー、社内利用や弊社表示が気にならない場合はバリューが目安です。

自社のロゴを入れたいのですが可能ですか?

プラチナプランで対応します。デジタルブック右下を自社の独自ロゴへ変更でき、右上のリンクも自社の導線(お問い合わせ・申し込みなど)に設定できます。ご注文時にロゴデータ(PNG形式)を一緒にお送りください。レギュラープランは弊社表示が消える「無地」までの対応となります。

インターネットがない場所でも見せられますか?

プラチナプランのオフライン(ローカル環境)配布に対応しています。Windows/Mac向けの配布データをご提供しますので、ネット非接続の展示会場・店頭端末・社内LAN・USBメモリ配布などでもそのまま再生できます。オフライン配布が想定される場合はプラチナをお選びください。

ページ数が多いと追加料金がかかりますか?

かかりません。全プラン共通でページ数は無制限、何ページでも基本料金のみで承ります。1,000ページを超えても追加料金はありません。目的のページへ飛べる目次を付けたい場合のみ、目次作成オプション(目次項目20個ごとに10,000円・税抜)が発生します。入稿PDFにリンクが貼られている場合は、追加料金なしでそのリンクが動作します。

納品後に修正したい場合は対応してもらえますか?

全プラン共通で、納品から1か月以内にご連絡いただければ1回まで無料で修正対応します(連絡から5営業日以内に対応)。2回目以降は1回につき基本料金と同額(バリュー4,980円/レギュラー19,800円/プラチナ29,800円・税抜)の扱いとなります。

支払い方法と、もっと早く納品したい場合は?

お支払いは銀行振込またはPayPalの前払い方式で、請求書はご依頼から原則3営業日以内に発行します。納期は通常バリュー7・レギュラー5・プラチナ2営業日以内ですが、さらに急ぐ場合は納期短縮オプション(+30,000円・税抜)で可能な範囲で前倒しできます。事前にご相談ください。

✏️ 高橋 結衣より

デジタルブック制作の相談を受けるとき、私が最初にお伝えするのは「うちは月額のサブスクではなく、1冊ごとの買い切りです」という点です。月額サービスを前提に比較してきた方ほど、ここで肩の力が抜けます。毎月の固定費を気にする必要も、使わない機能のために上位プランを契約する必要もありません。閲覧機能はバリューでもプラチナでも同じだからです。

では何で選ぶのか。突き詰めると「弊社の小さな表示を消したいか」「自社ロゴで統一したいか」「ネットのない場所で配るか」「いつまでに欲しいか」「電話で相談したいか」——たったこれだけです。社内資料ならバリューで十分ですし、社外に配る正式なカタログならレギュラー、ブランドを背負う資料や展示会配布ならプラチナ、という具合に、用途から素直に決まります。機能表とにらめっこするより、配るシーンを思い浮かべるほうが早いのです。

そしてもう一つ。買い切りは月額の払い過ぎこそ起きませんが、体裁の選び違いは作り直しになります。だからこそ、発注前の無料お試しを強くおすすめします。120秒で実物の仕上がりが届くので、社内の関係者にも見せて「これで進めよう」と合意を取ってから本制作に進めば、まず失敗しません。この記事が、皆さんのプラン選びの出発点になればうれしいです。まずは気軽に、無料お試しから始めてみてください。

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この記事を書いた人

デジタル出版・SaaS 業界で5年にわたり、デジタルブック制作ツールやドキュメント変換サービスの評価・導入コンサルティングに携わってきました。複数ベンダーの製品を実際に検証し、無料プランから大規模運用まで、料金体系・機能制限・サポート品質・セキュリティ要件を横断的に比較してきた経験が、現在のサービス比較記事の編集に直接生きています。デジタルブックPDF メディアでは副編集長として、ツールの比較記事・選び方ガイド・導入レビューの編集を主導しています。

導入支援の現場で繰り返し見てきたのは「機能表だけを見て選ぶと運用フェーズで必ずつまずく」という現実です。PDF をアップロードして閲覧できるという最小要件はどのツールも満たします。差が出るのは、ページめくりの表現、スマートフォンでの可読性、アクセス解析、社内権限管理、既存システムとの連携、契約後のサポート対応——カタログには載りにくい部分です。こうした選定でつまずきがちなポイントを、専門知識のない担当者でも判断できる言葉に翻訳することを役割としています。

記事編集では、ベンダーの公式情報をそのまま並べるのではなく、実際の業務シーンに当てはめたときにどう機能するかを基準に据えています。比較表は項目を増やすことが目的ではなく、読者の用途に応じて「どこを見れば失敗しないか」が分かることを重視しています。中立性を保つため特定サービスへの誘導を目的とした表現は編集段階で排除し、メリットと同じ精度でデメリットや制約条件も明記する方針です。ツール選定は一度決めると数年単位で運用が固定されます。その重い意思決定を後悔のないものにするための判断材料を届けること。それが編集における一貫した目標です。

比較記事を書くうえで常に意識しているのは、読者が置かれた状況の多様さです。数十ページの会社案内を年に数回更新したい企業と、数千ページの技術文書を多人数で運用する企業とでは、最適なツールも判断基準もまったく異なります。だからこそ万能のおすすめを提示するのではなく、用途・規模・社内体制という前提を切り分けたうえで、それぞれに合う選択肢と注意点を整理することにこだわっています。読者がこのメディアを読み終えたときに、自社にとっての正解を自分の言葉で説明できる——その状態をつくることが、私の編集のゴールです。

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